最近レンタルしたビデオ

最近ビデオ屋さんで借りて見た映画

タイタニック

八甲田山

・生きてこそ

塔の上のラプンツェル

ファインディング・ニモ

 

陸海空の遭難映画を見ました。

 

タイタニック』地上波で放送されることを知らなくて、リトルマーメイドを見た足でDVDを借りて帰ったんですよね。
計3回くらい見たかな。地上波後編は、沈没寸前で3等船客のお母さんが子ども二人を寝かしつけるシーンを見たら悲しくて寝られなくなると思って途中で寝たので本編は2.5回くらい、だけど未公開シーンを2周したのでだいたい3回かな。
音楽めちゃいいですね。フルート? ずっと木管でテーマが鳴ってるのがいいな。海風を感じられるメロディ。
私はもう一つのエンディングの方が好きだけど、完成版のエンディングにしたのは監督の意向だったとウィキに書いてありました。でもダイヤの捨て方はもう一つのエンディングの方が好きだなやっぱり。
ラストシーンは「夢説」「死亡説」の2つがあって観客の判断に任されている、と聞いて、死亡説はなんかトトロのラストでサツキとメイが死んでるっていう都市伝説を信じている人が好きそうでなんかやだなと思ったのですが、監督は死亡説推しだったっぽいことがこれまたウィキに書いてありました。おばあちゃんローズ役の人が「個々に任せますとかどっちでもいいから私は息を止めるの止めないの?」と聞いたら監督は「止めてください」と返した、という話。
タイタニック関連のウィキ、どれも英語っぽい構文のままなのはなんでなんだろう。関連記事を読み漁っていて、小さな子どもの遺体を引き上げた船員達がショックを受けて、お金を出し合ってお墓を建てたというエピソードが胸に刺さった。亡くなった人のためのみならず、生き残った人のためにもお墓はあって、それが命を大切にする気持ちが形になったものであるのかなと思いました。

 

八甲田山』同じ服装で表情が見えづらくて音声もちょっと聞き取りづらくて難しかったのですが、ネットの情報などを頼りに2回見てやっと理解しました。
北大路欣也はこんなにもさわやか青年だったのか。いつから貫禄のあるおじいちゃんになったんだろう。でも瞳のきらめきは昔も今も変わりませんね。
俺は俺の思う道を行く、と言って隊を離れた伍長(緒形拳)が戦後まで生きのびたことが印象的でした。伍長の「俺の思う道」は生きのびる道だったのだなと、力強さに胸を打たれました。
幻の邂逅のシーン、解説読まないと分からなかったのが一周まわって悔しくないレベルで難しかったですがやっぱり悔しい! これだから映画を倍速で見ている平成生まれはとか言われる! (倍速で見てないです) 感受性がほしい。育てたい。
人物の見分けがつかなくて視聴を諦めた映画といえば仁義なき戦い。出てくる人出てくる人全員が角刈りの男前なので誰が誰だか分からなかった……私に分かるのは広島弁だけ……

 

『生きてこそ』正確には陸の遭難映画ですが航空事故の話なので一応陸海空の空。イーサン・ホーク主演です。雪山遭難なのは八甲田山と同じ。
けっこうショッキングな実話をベースにしています。気になる人は「アンデスの聖餐」で検索してください。元気がない人や苦手な人は検索しないでね。
劇中の人物が呼びかけられた声に、テレビ横のアレクサが応答するというあるあるをやっていました。
物語の構成は希望と絶望を行き来しているのに、不思議と悲壮感がないのは景色が雄大すぎるが故か。なんせ雪山なので画面が明るい(八甲田山も雪山だったけど?)
あとラグビー部なのだから相当屈強なのだろうと思ってしまうので、謎の安心感がある。

こうして見ると3本ともショッキングな実話ベースだな……

 

ファインディング・ニモ』海の生き物が遭難するアンチ人間映画。鑑賞直後は、この映画を見てもまだ魚を食べるか、という気持ちになりましたが、12時間後には子どもの離乳食用の魚をすりつぶしていました。
幸運のヒレ! のところで絶対泣いちゃうので、安易に泣きたいなと思って借りました。今回の視聴で、ドリーが「あんたニモね!」ってほっぺむにむにするシーンも絶対泣いちゃうシーンに追加。
記憶では、ニモの片ヒレが小さくてうまく泳げないから気をつけてあげて、ってお父さんが再三言いまくることしか覚えてなかったけど、お父さんも「クマノミってジョークが得意なんでしょ」とか偏見で無茶振りされていたり「なんでもかんでも持っていくようなやつはきっとアメリカ人だ」みたいなセリフがあったりだいぶ示唆に富んだ映画でした。これは魚を擬人化しているから描きやすいのかなと思ったり。

 

塔の上のラプンツェル』冒頭で子どもがさらわれる映画……ニモと同じく……
酒場のシーンはじめ歌が聞きたかったので借りました。酒場の歌好きなんだよね! 俺らには~夢がある~♪
初見の時もみんな最後には夢が叶ったっていうのが印象に残っていて、本筋あんまり覚えてなかった。ディズニーのことをほぼ全く知らない夫に解説しながら見ました。
プリンセスもティアラもほいほい盗まれて一番優秀な人材が馬であるくらい警備がザルで、ティアラを盗んだ容疑で一発死刑というザルな司法なのに、国は平和で豊かっぽいのでよほど善良な人々しか住んでいないんだなと思った。思ったけど、ゴーテルが持続可能な方法で花のパワーを利用していたのに王国の人は一回使って終わりにしちゃったんだ、フーン、て感じでした。
ラプンツェルを誘拐するまでは特に悪いことをしていた情報のないゴーテルですが、ラプンツェルに対するモラハラっぷりを見るに描かれていない余罪はあるのかもしれない。

 

 

毎週更新が早速手詰まり状態だったのに、映画を見ればすらすらブログが書けるなあ。そんなにネタの少ない人生を送っているかね。

 

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